2015年2月25日水曜日

読書

最近、少しずつ本が読めるようになってきた

心に余裕がなくなると、本が読めなくなるって知りました


 
 
 
「プラテーロとわたし」
 
 
スペインの詩人 ヒメネスの詩集 
 
前の職場を辞めるときに店長が下さいました
 
もらった瞬間 「すごくいい本を戴いた!」とわかって涙が出ました
 
そのくらい好きな本
 
本って読まなくても、そんな感じがする時ってありますよね
 
 
 
たまにパラパラとしか目を通せずに一年が過ぎ ようやく今ゆっくり読んでいます
 
 
プラテーロ!  なんて美しいロバ!
 
 
私も、大きな黒い目を持っているロバといつか暮らしたい
 
走り回れる広い草原が必要!
 
 
 
 
 
 
「コーネルの箱」

 
このまえの休みに久しぶりに書店へ行けたので購入
 
箱の芸術家ジョゼフ・コーネルの作品にチャールズ・シミックが散文をつけている
前から欲しかったので
 
残念ながら、蝶に紐が結んである作品は載っていませんでしたが
 
「僕に舞いもどってきてくれ 春の花よ
そして僕はあなたを紐で結ぶだろう
この蝶のように
あなたの残したコップの中の
飲み物をためしにのんだよ
いま僕はヤヨイのために乾杯するのだ
僕のプリンセスを想う」
 
むかしノートに書き留めていた言葉
コーネルが蝶の箱に寄せたもの
何で見たのだったか
図書館で借りた本に載っていたのかな
思い出せない...
 
ヤヨイとは草間彌生のことです
昔、ニューヨークに住んでいたんだね
 
コーネルにとって
長い黒髪は神秘的だったでしょうね
きっと無垢なお人形のようだったのではなかろうか
 
紐で結んでおきたかったほど!
 



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